イフスコヘルスケアの考える
クオリティフードとは?
Quality food service
クオリティ フード サービス
「イフスコヘルスケアが目指す高品質な食事サービス」を、
わたしたちは「クオリティフード」と位置付けています。
イフスコヘルスケアが目指すのは、
「今日も美味しかったよ」と、残さず召し上がっていただける食。
心安らぐ「家庭の味」と、四季や行事を彩る「特別な味」。
両方を大切にしています。
ほんとうの美味しさを追求する、ひたむきな姿勢
For delicious food
イフスコヘルスケアでは “ほんとうの美味しさ” を追求。
食材選びから始まって、調理や盛り付けに至るまで、誠実に食と向き合っています。
温度や食感、香りなど、食の楽しさを大切に
料理はすべて、施設の厨房で調理。できる限り“ちょうど良い温度”で、そして食感や香りも楽しんでいただけるように努めています。
ほかほかの湯気が立ちのぼるごはん、口の中でほろりと溶ける肉じゃが、食欲をそそる香り漂う肉料理……。そんな食の楽しみを提供するため、調理工程の最適化を図って、高品質な料理をつくることに心を配っています。
手間を惜しまず、温かい気持ちを料理にのせて
料理の仕上がりを左右するのが、ちょっとしたひと手間。イフスコヘルスケアでは手間を惜しまず、一つひとつの工程を大切にして料理を仕上げています。
例えば、焼きそばには下味をつけて味ムラをなくしたり、食べやすさへの配慮が必要な場合は、何度も裏ごしして滑らかに仕上げたり。温かい気持ちをのせて、料理をつくっています。
旬の味覚と四季の風情を盛り込んで
春は菜の花に筍、夏はキュウリにトマト、そして秋は秋刀魚に松茸にと、四季折々の食材が楽しめる日本。イフスコヘルスケアでは旬の味覚を盛り込み、めぐりゆく四季の風情を感じていただける料理を心がけています。
日本の伝統文化を感じられる「行事食」も豊富です。例えば正月には赤飯、節分には恵方巻や鰯の塩焼きを。四季の風情をお楽しみいただけるよう、美しさや楽しさを意識しています。
目でも楽しめる料理を!
料理は、目でも味わうもの。魚をていねいに煮付けたり、器の色を工夫したり。目で見て舌で味わい、心で楽しめる料理を心がけています。
行事食には、桜をはじめとした季節の花や行事にまつわるイラストを描いたメッセージカードをつけ、季節ならではの華やかさもお楽しみいただきます。
また「世界の料理シリーズ」「ご当地グルメ食べづくし」など、テーマ別料理も人気。普段とは違う色彩や盛り付けで、食の楽しさが広がります。
安全安心で美味しい食材を調達
美味しい料理は、良質な食材から。厳選した食材を安定供給できるように、IFSCOグループ商品物流部が、グループ会社のすべての食材を一括購入しています。
食材の仕入れ先には資格登録制を設定し、全工程を定期的にチェック。食材の細菌検査や放射能検査なども抜き打ちで行います。
リクエストメニューにも、できる限り対応
食の好みは十人十色、味付けの好みも異なります。味付けの好みや食べたいものなどのご要望にも、できる限りお応えしています。これまでにも、さまざまなリクエストにお応えしてきました。
また幼稚園や保育園などでは、「食育」も大切な要素。園で収穫されたサツマイモをスイートポテトに、いちごをジャムにするなど、作物を献立に取り入れることも可能です。
調理技術を磨き続ける
Excellent cooking skills
調理技術を高めるため、調理研修を実施しています。また各種コンテストにも参加し、常に総合的な調理技術の向上を目指しています。
調理技術研修を実施
入社2年未満の事業所勤務者を対象に、調理技術の基本を身につけることを目的とした「調理技術研修基本」を実施。現場での質問に答えるQ&A方式の講義をした上で、調理実習も行います。
さらに出された課題を各々の職場でおさらい。責任者から指導やアドバイスを受け、研修担当にも報告して、確実な技術習得に努めています。
医療福祉分野においては、キザミやミキサー、ソフト食など特有の技術習得も必要です。そこで、テーマ別の調理技術研修も実施。テーマに沿った講義をした上で、調理実習を行っています。
各種コンテストでの受賞
社団法人日本メディカル給食協会が主催する「治療食等献立・調理技術コンテスト」では、最優秀賞を3回受賞。イフスコヘルスケアの調理技術は、コンテストでも高く評価されています。
▼第10回治療食等献立・調理技術コンテスト「日本医師会会長賞」受賞
・献立テーマ「腎不全(透析)の献立」
・1日780円以内で朝・昼・夕食を作る。
本来は塩分過剰になりがちなそばや丼も、干しエビや貝柱を煮出した出汁や薬味を利かせることで課題をクリア。しみじみとした味わいで、満足感のある内容に仕上げました。
▼第9回治療食等献立・調理技術コンテスト「日本医師会会長賞」受賞
・特別メニュー部門 テーマ:家族と祝う誕生日
77歳の喜寿を迎えたおばあさまを、家族全員でお祝いするという想定で料理をつくりました。7色のカクテルムースや、喜寿の色の紫を散りばめたメニュー、にぎやかなキッズプレートなど、見ただけでワクワクするようなアイデアをぎゅっと詰め込みました。
▼第7回治療食等献立・調理技術コンテスト「厚生労働省医政局長賞」受賞
・メインテーマ「春の宴」。
「春花のワルツ♪花」「香り鮭の春風巻♪風」「春陽サラダ♪太陽」など、一皿ごとにサブテーマを設定。春ならではの華やかさや明るさを、目でも舌でも楽しめる料理をつくりました。
「いつも通り」を誠実に
Sincerely as usual
食事の安定供給は、私たちの使命です。
いかなるときも、いつもの味を。そのために基本ルールを定め、周知徹底しています。
“いつもの味” を守る調理マニュアルと何重ものチェック
調理マニュアルによって、標準計量カップやスプーンによる計量方法、基本だしの作り方、調味料の使用注意など、基本的な内容を共有。その上で、施設の介護度や好みに寄り添う味や刻み食の大きさを決定しています。
さらには、業務責任者が味を確認。必要に応じて、スーパーバイザーやインストラクターが巡回指導するなど、何重ものチェックによって、“いつもの味”を守っています。
災害時に備える安心のネットワーク
日本は美しく豊かな自然に恵まれた国ですが、同時に地震や大雨、台風などの自然災害が多い国でもあります。イフスコヘルスケアでは、受託事業所やIFSCOグループの関連会社とのネットワークを構築。もしもの災害時も安定供給が可能な体制を整えています。また安否確認システムを導入し、社員の安全をいち早く会社が確認。スムーズな事業所運営につなげています。
ホスピタリティを高める
Hospitality
お客様の声には、「どこよりも早く」「前向きに」お応えするというのが、イフスコヘルスケアのスタンス。お客様の気持ちに寄り添い、常に進化し続けています。料理実演をはじめ、遊び心あるイベントも取り入れています。
お客様の声を大切に!
高品質な食のヒントは、「お客様の声」の中にあります。お客様がどう感じ、どのようなご要望を持っておられるのか。調査し、すべての情報を社内で共有。「お客様の声」を食事に反映していく個別対応能力が、イフスコヘルスケアの持ち味です。
▼ミールラウンドレポート
スタッフが食事の時間にお客様のもとへお伺いし、食事の状況を拝見。形態は合っているのか?笑顔で食べておられるのか?何かご意見やご希望は?などを丁寧にチェック。さらにはヒアリングも行って、レポートにまとめます。
▼スーパーバイザーの定期訪問
お客様と会社のパイプ役であるスーパーバイザーが、定期的に施設を訪問。お客様のご要望や意見を直接吸い上げ、情報ネットワークを通じ、事業所・支社・本社に直ちにフィードバックします。
▼給食会議
定期的に開催される「給食会議」は、お客様の声を本部スタッフがじかに聞き取ることができる貴重な機会です。病院であれば医師や看護師、福祉施設であれば入居者と日々接している職員がご出席くださることもあり、専門的なご意見をいただいて、メニューづくりや運営に活かしています。
▼フードナビで日常の業務を見える化
全事業所が利用する統合システム(Food Navi)には、情報共有のための日報管理システムも備えています。それぞれの事業所の中で持ち上がる解決すべき課題や、改善提案など様々な情報共有がされて、全社で活かされる仕組みがあります。
ワクワクするようなイベントを開催!
つくるところから見るのも、食の楽しみの一つ。そば打ちや天ぷら、にぎり寿司など、目の前で実演し、出来立ての料理を提供するイベントも開催しています。また寿司バイキングや中華バイキング、デザートビュッフェも好評。寿司は咀嚼が困難な方のために、ネタを細かく刻んだり、マグロのたたき丼を用意したりと、皆さまに楽しんでいただけるよう工夫しています。
衛生管理を徹底して極める
Thorough hygiene management
一般の食事以上に、衛生面に万全を期さなくてはならない「メディカルフード・ヘルスケアフード」の各分野。イフスコヘルスケアではHACCPを進化させた独自マニュアルを導入し、衛生巡視員に抜き打ちで巡回や検査をさせています。
HACCPシステムによる安全な食事提供
HACCPの考え方に基づいてつくられた「厚生労働省の大量調理マニュアル」。さらにメディカルフードの厳しい衛生基準を反映させ、独自の「IFSCO HACCP マニュアル」を作成。全事業所に設置して、細かな衛生ルールの周知をはかっています。
衛生巡視員やスーパーバイザーなどによるチェック体制
HACCPによる衛生管理がきちんと行われているかどうか、本社の衛生巡視員やスーパーバイザーなどが事業所を巡回。衛生管理チェックリストの点検や、器具・設備の細菌学的検査などを抜き打ちで行い、改善点が見つかれば指導を行います。
また、グループ会社である『一冨士フードサービス株式会社』による第三者的な監査チェックも定期的に実施。二重三重のチェック体制で、衛生管理を行っています。
全スタッフを対象に衛生研修を実施
衛生・安全についての知識と意識を高めるため、全スタッフを対象に衛生研修を行っています。研修では、手指の洗浄や消毒、実施タイミングなどについて詳しく講義しています。
衛生の意識を高めるために、会議や集合教育の際には必ず衛生教育の時間を設定しています。また、集合教育だけでなく、ビデオやwebなどいつでもどこでも学べる体制を整えています。