イフスコヘルスケア(株)チーム

『厚生労働省医政局長賞』受賞

日本メディカル給食協会主催『第15回治療食等献立・調理技術コンテスト』が2024年8月9日(金)に開催されました。

全国の給食会社から、一次審査を通過し選ばれた16社が3部門に分かれて競った結果、当社は第2位、『厚生労働省医政局長賞』の栄誉に輝きました。

第15回治療食等献立・調理技術コンテスト受賞
『厚生労働省医政局長賞』受賞
『厚生労働省医政局長賞』受賞

代表選手4名は、日常はそれぞれの職場のチーフとして仕事をしています。
予選通過決定後、忙しい業務の合間に集合、何度も練習を行い本選に望みました。
回数を重ねるごとにお互いの絆は強くなり、“必ず皆さんの心をつかみます”と宣言したとおり、抜群のパフォーマンスを披露することができました。

イフスコヘルスケア(株)チーム『厚生労働省医政局長賞』受賞

治療食部門課題

胎児の生育に必要なエネルギー・たんぱく質を十分に摂取でき、かつ妊娠高血圧症の改善のための継続可能な食事

≪ コンテスト用症例 ≫ 妊娠高血圧症妊娠22週
妊娠20週時の検診で血圧の高値を指摘され、まずは食事療法からの開始となり、自分で減塩食を心がけていたが、血圧高値が継続し、服薬開始となり、今回入院となった。

当社の献立のコンセプト

治療食 朝食
朝食

パートナーとの馴初めの思い出に浸りながら、Happyな気持ちになれる献立です。
1日の始まりを気持ちよく過ごしてほしいとの思いを込めました。

治療食 朝食
治療食 昼食
昼食

カフェランチのようなおしゃれな献立です。普段家庭で使う食材を使用し、自宅でも気軽に楽しんでいただけるよう工夫をしました。

治療食 昼食
治療食 夕食
夕食

一日の終わりはホッとして落ち着くことができるように和食中心の献立です。
それぞれの食材や料理法に、縁起やおめでたい言葉の意味を織り交ぜました。

治療食 夕食
「治療食等献立・調理技術コンテスト」とは

日本メディカル給食協会が会員企業(会員数227社)の献立作成および調理技術の向上を目的に隔年で開催する一大イベント。後援は、厚生労働省、日本医師会、日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本病院調理師協会、医療関連サービス振興会の7団体。

コンテストは3部門から成り、第15回は、治療食部門「軽度肥満を伴う妊娠高血圧症」は8チーム、一般食部門「長期入院している小児が家族で一緒に楽しむ記念日の食事」は4チーム、行事食部門「優良老人ホームで関西万博を楽しむお弁当」は4チーム。1次審査の献立審査を突破した16チーム、64名が2次審査で調理実技・プレゼンテーションを行い、白熱した戦いを繰り広げた。

2次審査項目は主に2つ。1つは、衛生、器具の取り扱い、計量等の調理技術面と、審査員による試食審査。もう1つは、料理の出来上がりとプレゼンテーション。調理時間は治療食部門で2時間30分、一般食・行事食部門は2時間。プレゼンテーションは各チーム2分間。メディカル給食は決められた時間内に正しく食事を提供することが求められるため、調理・プレゼンテーションともにタイムオーバーは大きく減点される。